リクの少年昆虫記-最新話-

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第437話 サギとブラフのヴィート対決
緑地公園の噴水広場に大勢の少年たちが集まっていました。





何やら揉めています。

中には少年昆虫団やスナぴょん団もいました。



揉めている相手は何処かの小学校の,

5年生と6年生たちでした。



6年生の一人が大声で,



6年生1「ここは俺たちのナワバリだ!近づくんじゃねぇ!」



このグループはチーム・サギと呼ばれる不良グループでした。



スナ「ふざけんな!」



スナぴょん団のリーダーであるスナ君が歯向かいます。



ここでなぜかトシ君がしゃしゃり出てきました。



「あのさ,揉めているんならヴィート対決すればいいんじゃない?」



サラ「はぁ・・・。昆虫団の連中は何もわかっていないんですね。」



スナぴょん団のブレーンであるサラ君が出てきました。



「あのね,トシ君・・・。ヴィートっていうのは・・・。」



まさらちゃんがそこまで言いかけた時,スナ君が話をかぶせてきました。



スナ「ヴィートっていうのは子どもの妄想力で勝負するお遊びだ。

だから子どもの豊かな妄想力を失ったら対決はできない。」



「らしいな。一般的には5年生以上になるとその力は失われると言う。」



イツキ君もこの事実を知っていたようです。



「そうなんだ!じゃあ,あの連中は5年生以上だから,

ヴィートが使えないってことか!」



トシ君はポンっと手を叩いてそう言いました。



「ブラフ(嘘)でもかけてみてもだめかな?」



オジョー「無理よ。嘘やダマシは通用しない。

それがヴィート対決!

彼らはもう大人への階段に,

足を踏み入れているのよ。」



オジョーことエリカちゃんが,

腕を組んで得意げに言いました。



「う~ん,これは困りましたね。もはや解決方法は・・・。」



6年生2「何をごちゃごちゃ言っているんだ!さっさと消えろ!」



上級生が前に出てきて威圧してきます。



「消えるのはお前たちだ。」

「俺とトシで十分だ。」



急に指名されたトシ君はドギマギしていました。



そして数分後にはチーム・サギの姿はどこにもありませんでした。



スナ「なんでも武力で解決するなよなぁ・・・!

お前らの悪い癖だぞ。」



「はぁ?仕方ないだろ。他に方法が無いんだ。

お前たちのお得意のヴィートも通じないだろ。」



みんなは手に入れた広場で,

鬼ごっこをして楽しみましたとさ。



次回の更新は10月8日(土)を予定しています。







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